こんにちは、JYUJYUです。
先日待ち合わせの時間つぶしに本屋さんに立ち寄る機会がありました。
最近は本もネットで購入することが多く、本屋さんに行くことは久しぶりでした。
その本屋さんを覗いてみると、1枚のPOPに惹かれ、本を手に取り、思わず購入しちゃいました!
まんまとPOPにやられてしまいました。
本が売れにくくなったといわれて久しいですが、なかには書店員さんの手書きのPOPがきかっけでベストセラーになった本もあるようです。POPの果たす役割は大きいのだな〜と改めて感じました。
そこで、今回は私に衝動買いをさせたPOPの役割とそのチカラについてご紹介したいと思います。
目次
- POPとは? 影の販売員!?
- POPのチカラ
- 設置場所で役割の異なるPOPの種類
- まとめ
POPとは? 影の販売員!?
POP!?
そもそもPOPってなに?という方もいらっしゃるかもしれません。広告業界では当たり前のように使われています。ところが、一般的には『POP』という言葉にはあまり馴染みがないかもしれません。でも、皆さんは日常的に目にしているはずです。見ない日はない!と言っても過言ではありません。
POPとは「Point of purchase(advertising)」の頭文字を取った略語で「ポップ(広告)」または「ピーオーピー(広告)」と呼び、「購買時点(の広告)」と訳されます。
購買時点?
よくわからない言葉がまた出てきたぞ。と思ったでしょう。私も段々と脱線しているような気がしてます。
ということで、一言でわかりやすく噛み砕くと、
POPとは、お客様が欲しい!買いたい!と思わせるきっかけづくり。
これならわかりやすいと思いませんか?冒頭の私が本を買った話がまさにそうです。
買うつもりもない私が目的もなくお店に入り、たまたま目にしたPOPに刺激され、本を手に取る。最後には買ってしまう。
この行動こそが、POPの役割とそのチカラが起こしたと思います。皆さんも同じような経験があるはずです。
そこで、考えてみてください!
もしPOPがなかったとすると私はどうなっていたでしょう?
その本は買わない。もしくは別の本を買っているかもしれません。
当たり前でしょ!と言われそうです。そうなんです。それがまさにPOPの役割なんです。
店内POPの役割とは、
1、まず、存在を気づかせる!目を惹く!
2、次に、内容を理解してもらう!
3、最後に、お客様が納得したら買ってくれる!
この流れを生み出してくれるのがPOPのチカラ。まさに影の販売員だと思います。
POPのチカラ
ここで集客に一役かった店頭POPの事例を紹介します。
街の商店街にある洋品店の話です。
昔からあるお店のためお客様のほとんどが近所の常連さんばかり。
そしてその常連さんも、最近では大型洋品店に流れていってしまっているような状況でした。
そこで、店頭に『スリムに見える服あります!』とPOPを飾って見ました。すると商店街を歩くお客様に反応が・・・
外に書いてある服はどこにありますか?と店内へ。
これがまさにPOPのチカラです。
POPを作るきっかけは、店主との会話です。
他店と差別化できることは何かないか?と探るため、店主に置いている服の特徴を聞いて見ると、特にはない!という回答。店主曰く長年の経験で洋服を仕入れているとのことです。それではと、別の質問をぶつけてみました。
この服はどんな人に似合いそうですか?と聞いてい見ると、、、
『少し太めの体型の人向けです。というものこれを着ると細身に見える服なんです。』
これだ!と早速POPに書いたわけです。『スリムに見える服あります!』
スリムに見える!? なぜ? 詳しく聞いて見ると、服の柄によって見えるシルエットが変わるとのこと。
ここで、大事なことは、店主の思いをお客様に伝えるためにPOPを有効活用する。
今回の例では特定のお客様をイメージして仕入れた服をPOPというツールを使ってお客様に知ってもらう。
何があるお店なのかが伝わっていなければお客様は興味すら持たない。当然立ち入ることもできません。だからPOPが重要なのです。
いかがでしょうか?
POPがあるだけでお客様の行動は確実に変わります。
お客様は自分が売っている商品を知らない。だからPOPを作って知ってもらう。
知ってもらったことで、興味がある方は行動に移します。
ぜひ、POPは作った方がいいです!
設置場所で役割の異なるPOPの種類
先ほどの事例は店頭POPですが、店内POPもあります。そう、冒頭の本屋さんのPOPが店内POPです。
POPには大きく分けると店頭POP、店内POPの2つあります。
そして、それぞれにはさらに細かくたくさんの種類があります。すこし紹介すると、、、
[お客さまを店内に誘導する・・・店頭POP]
店頭POPは、お店の入口だけでなく、建物のまわりやお店のウィンドウなど周辺に取り付けるツールのことを言います。お店の前を通行するたくさんの通行人の足を留め、お客様として店内へ誘導する役割があります。
たとえば、、、
屋外看板・屋外懸垂幕・のぼり旗・PRポスター・A型看板(黒板イーゼル)・タペストリー・フラッグ・ウィンドウサインなどがあります。
先ほど事例のスリムに見えるPOPはPRポスターに近いですね。
[お客さまの購買意欲を刺激する・・・店内POP]
店内POPは、入店されたお客様を目的のコーナーや商品の売場へ案内したり、商品価格や商品説明などお客様の知りたい情報を分かりやすく伝え、ダイレクトに購買意欲を刺激する役割があります。
たとえば、、、
案内POP・ポスター・プライスカード・コーナーPOP・タペストリー・ペナント・バナー・フロアPOP・スタンドPOP・レールPOP・腰幕など
まとめ
今回は、POPの役割とその持つチカラを紹介しました。
店頭に並んでいる商品はどの商品も作り手の想いがたくさん詰まっているはずです。その想いをPOPにすることでお客様にちゃんと伝える。伝わらなければ共感は得ることはできません。そのためにPOPを上手に活用することをおすすめします。
当社では、ウィンドウや店内の壁面をつかったPOP装飾を多く手掛けております。
なかでも職人いらずの店舗スタッフでもカンタンに装飾できる素材のゲルポリやPiTAはたくさんの方々にお使いいただいております。ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。
JYUJYU
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