もう1月も終わりに近づき、1・2月というとインフルエンザが最も猛威を振るう時期です。
インフルエンザの予防は手洗いうがいと予防接種が一番ですが
意外と歯磨きとこまめな水分補給によって菌を殺すことができるそうですよ。
私は予防接種を毎年受けておりましたが、
毎年子供たちからうつってしまうので今シーズンはあえて予防接種を受けませんでした。
さて今シーズンはどうなることか?
楽しみ(ではないですが)半分恐怖半分&グラフィック半分経理半分のコイケです。
話は変わりますが、お年玉付き年賀状の当選番号が先日発表されましたが、なんと今年は切手シートが2つもあたりました。
年賀状ばなれと言いつつも私は毎年楽しみで、書くのは面倒ではありますがもらうとやはり嬉しいものです。
仕事柄はがきや封筒を作ることも結構あったりして、また普通に経理の仕事もやっているので郵便物やはがきを出す時もよくありますが、この何十年郵便物のルールで知らなかったことが結構あって自分自身かなりビックリしました。
これから意外と知っているようで知らない郵便物のルールの紹介をしていきたいと思います。
目次
- 切手の貼る位置に注意!
- はがきには「post card」または「郵便はがき」の表記を入れる!
- 63円切手で送れるサイズって?
- はがきの宛名以外の広告範囲は1/2以内が望ましい!
- まとめ
切手の貼る位置に注意!
横置きの封筒やはがきに切手を貼る場合の話なのですが、封筒やはがきを横置きにして私は左上にずっと貼って出していました。
ある時、私の貼った切手の位置を見て当社の社長が
「封筒を縦に置いて左上に貼らないといけないので横置きの封筒には右上に貼るのが常識だよ!」と言われ
「え~本当ですか?ずっと左上に貼ってた~!」と言ったら社長にあきれられました。
その後制作のメンバーにもこのことを確認したところ、やはり知っている人は半々でした。
機械でスムーズかつ正確に仕分けるために封筒やはがきをタテに置いた時に左上に貼る必要があるようです。
みんな切手=左上というのは頭にあると思うのでついつい左上に貼っている人意外と多いはずです。
ちなみに切手を貼る範囲も規定サイズがあります。
35mm×70mm以内です。
いま書いたことを図にまとめたので参考にしてみてください。
はがきには「post card」または「郵便はがき」の表記を入れる!
昨年の話ですが、後輩があるお客様のDMはがきをイベントがあるごとに毎度毎度作っているのですが、なぜか入稿したデータに「post card」の文字がヌケたまま印刷に入れてしまい、そのまま誰も気づかず刷り上がってきてしまいました。
多分ですが送る時に送る人が気づいたのでしょう。
はがきの上の所に「post card」の文字がないということで大騒ぎになり、ただ私は『「post card」がなくても送ることはできのるのでは?』と思っていたら、とんでもないミスをしたことをその時はじめて知ったのです。
紙のサイズが例えはがきサイズ(W100×H148mm)になっていたとしても、「post card」または「郵便はがき」の文字が宛名面に入っていないと、第一種郵便物(定形郵便物)扱いになってしまい、普通の封書の郵便ということなので84円になってしまうのです。
今までDMはがきなんてよく作っていましたし、何気なく普通に「post card」という文字を入れてデータを作成していましたが、こんな重要な役割を果たしていたなんてこの時はじめて知りました。
63円切手で送れるサイズって?
はがきとして63円で郵送ができる条件は、
重さが2g~6g
サイズが最小が90×140mm、最大で107×154mmの大きさです。
はがきサイズ(100×148mm)で作成する場合には、紙の厚さは135kg~220kgのものを選べばほぼ間違いはないです。
一般的にポストカードに使える用紙であれば、6g以上になることはほぼありません。
たまに絵画展などで販売されているポストカードって正方形(140mm角)だったりするので、あのサイズは定形外郵便扱いになり、120円の送料がかかってしまいますので、63円切手では送れないので皆さん注意してくださいね。
はがきの宛名以外の広告範囲は1/2以内が望ましい!
こちらも同じくお客様のお仕事で、DMはがきの宛名面にびっちり告知を入れるのですがデータにはちょうど半分のところにガイドラインがしっかり引かれています。
いつも「う~入らない!」と後輩が苦戦しているのですが…
「ちょっとぐらい宛名面に(半分のガイドラインを超えて)くい込んでも大丈夫じゃない?」と言ったら
「いやいや、このガイドをは絶対超えてはいけないんです!」ときちんとルールを守っていつも真面目にデザインしていました。
郵便はがきのDMルールには確かに広告面(告知面)ははがきサイズの1/2以内という決まりが暗黙の了解ルールがあります。
このルールは絶対的なものなのかと気になり郵便約款を調べましたら…
通信文その他の事項(郵便葉書の下部2分の1(横に長く使用するものにあっては、左側部2分の1)以内の部分に記載していただきます。ただし、あて名及び受取人の住所又は居所の郵便番号と明確に判別できるように記載する場合にあっては、この限りでありません。)
(内国郵便約款第23条第1項第4号)
となっておりました。ということは…
スペースが明確にわかるよう白場でしっかり確保できていれば、スペース的な問題は絶対に1/2以内ではいけないということではありません。
まとめ
DMなどの郵便物を出す時に注意することは、
切手は正しい場所に貼ってあるか
はがきで出す時には「post card」または「郵便はがき」と文字が入っているか
あとは宛名スペースは十分確保されているか
です。次回から必ずチェックしてから出していきたいと思います。
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