こんにちは。大好きな夏が終わってしまいちょっと寂しいケンボーです。
今年の夏は久々に花火大会を間近で見てきました。
地元のそんなに大きくない花火大会でしたが、やはり目の前で見る光と音はたまらんですね。
すっかり見入ってしまい写真は撮り損ねましたが、こればっかりは自分の目で見るのが何よりですね。
ところで写真といえば、その時その時の状況を撮った写真は基本的に撮り直しはできないですよね。当たり前ですが…。
弊社で作成に関わっている広報誌でも、インタビュー記事などで人物を撮影されています。
このような人物撮影は、プロのカメラマンに頼むケースもあれば、広報関係の担当の方が撮る場合もありますね。
その際に、「この写真撮っておけばよかった!」と後からならないために、誌面作りの観点から押さえておきたい人物撮影のテクニックをご紹介します。
目次
- 背景を気にしよう
- 向きを気にしよう
- 広範囲で撮ろう
- まとめ
背景を気にしよう
下の2枚の見開き誌面ですが、人物写真はどちらがいいですか?
はい、下ですね。
上の写真の気になる箇所としては以下があげられます。
●右の男性
・暗い
・背景の壁のラインがうるさい
●左の女性
・頭上の額縁が邪魔
・背景が変に白く飛んでいて、誌面の白い背景と同化してしまっている
ということでこの場合の注意点としては、まずは実際に撮影する現場となる場所の背景を見渡しましょう。
例えば社内撮影の場合などは会議室やオフィスで撮影されるかと思いますが、「壁に写って欲しくない貼り紙がないか」とか、「写って欲しくない置物」などはないかをよく探しましょう。特に社外秘的なものなど写ってしまわないように注意しましょう!
撮影が始まってしまうと人物ばかりに集中してしまうので、撮り終えた後に
「あっ、これ写っちゃってる〜」
となるともうアウトです…。
人物を引き立たせるためにも、やはりスッキリ白バックの壁とかがいいですね。
向きを気にしよう
こちらも下の2枚の見開き誌面、人物写真はどちらがいいですか?
はい、下ですね。
上の写真の気になる箇所としては、人物の向きですね。
基本的に見開き誌面の場合、人物カットは内側を向く感じが落ち着きます。
また、たまにあるのが全部同じ方向からしか撮れていないケース。これは誌面がおかしなことになってしまいます!
もちろん撮影場所の状況や、撮られる方が「こっち側からはNG!」なんてことがあったら仕方ないですが、なるべく両側からのカットを押さえておきましょう。
完全にレイアウトが決まっている場合は決めた方向からだけでも問題ないですが、急遽ページ移動!ってこともあります。そうなるともうアウトです…。
広範囲で撮ろう
最後はトリミング。たまにバッチリトリミングして撮影してしまっている場合もありますが、これは後で修正ができないので危険です。誌面を制作する際にいくらでもトリミングは出来ますので、撮影の際は周りの余裕を持って撮影しましょう。誌面のレイアウト変更によって、横位置よりも縦位置の方がいい!となる場合もありますので。
またバストアップ以外にも、撮れたら全身写真を撮っておくといいでしょう。誌面の扉ページとして使えたり、切り抜いて誌面のアクセントとして使える場合もあります。
まとめ
いわゆる誌面でよくある人物カットですが、ちょっと気にかけるだけで誌面の出来栄えに大きく影響してきます。
特に人物撮影は撮られる方のスケジュール的にも撮り直しが難しいので、漏れがないよう余裕を持って撮っておきたいですね。
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