こんにちは。寒い日が続き引き篭もりがちなキタヤマです。
家だからって関係なく騒ぎまくる子供たちに「ケガするから」とか「あぶないよ」とか注意してもまったく聞かない子供たち、そうこうしているとコケて泣き出す始末。ま~あるあるですよね。
ただ、あるあると言って大怪我してからでは遅いわけで、最近はなぜ危ないか『例』を挙げ注意するようにしています。
すると解ってきたのか大人になったのか解りませんが、ギャーギャー騒ぐことも無くなったような気もします(たぶん)。
『例』を出すとやっぱり伝わりますよね。
というわけで、今回は写真素材に関する問題点を例題を交えて解説していきたいと思います。
目次
- ケース1 すごい圧迫感…左右の余白がない写真の事例
- ケース2 ありがちな頭スレスレ写真はひとりだけ浮いてヘンになる
- まとめ
ケース1 すごい圧迫感…左右の余白がない写真の事例
まずは問題の写真です。
よく見る証明写真もようなトリミング、支給材料でもよくいただくのですがこれが意外に使いにくい!
ではセミナーチラシの講師紹介での使用を例に説明していきます。
ここで問題の写真をレイアウトしていきます。
写真の左右が無いため一人顔がかなり寄った状態になっています。
ちなみに他の方に合わせると左右がご覧の通り空いてしまいます。
さてこうなると、他の写真を合わせていくんですが…
圧迫感!
ちょっとデカイ講師紹介になってしまいました。
大きな顔でいい!と言われる担当の方もいるかもしれませんが、一般的には首の下で切れてしまっているのであまりよろしくありません。
このように誌面上でサイズ感を揃えるためには、なるべく写真左右の余裕があるものを用意しましょう。
ケース2 ありがちな頭スレスレ写真はひとりだけ浮いてヘンになる
ケース1から左右さえあれば問題なし!と思ってしまいますが、意外な落とし穴が写真上部のスペースだったりします。
ケース2ではそちらを例を挙げて説明していきます。
まずは問題の写真です。
左右には十分な余裕!見た目問題ないように見えますが…
では、またまたセミナーチラシの講師紹介での使用を例に説明していきます。
今回のサンプルの設定は、就職セミナーということと、講師も4人ということで写真を大きめに。少し引き気味で仕事の雰囲気が伝わるトリミングにしてあります。
ここで問題の写真をレイアウトしていきます。
パッと見は、切れることなくレイアウトできましたが、頭の位置が一人上がって見えてしまいますね。
そこで、他の写真を合わせていくんですが…
まず単純に顔の位置を合わせてみることに、
すると左から二番目の女性の頭が切れてしまいました。
これだとまずいので拡大等して整えていきますと…
このあたりでしょうか?
やはり顔が大きめになり、当初の「仕事の雰囲気が伝わる」というトリミングから離れてしまいます…
まとめ
写真を撮る方、またこのような写真素材を用意する方は、写真の左右そして上部にスペースがあるか確認してみてください。
スペースが大きい分にはいくらでも編集ソフトのトリミングで削れますが、スペースが無いと圧迫感!な人物紹介になってしまいますので。
※使用している顔写真はすべてイメージです。それぞれの氏名はダミーですので、写真とは一致しません。
最新記事 by キタヤマ (全て見る)
- InDesignの検索・置換もれ?リンク先やロック部分はコレで解決! - 2019年4月5日
- どれが見やすい?人物紹介ページに最適な顔写真のトリミング事例 - 2019年1月31日
- InDesign-本文の修正でオブジェクトが迷子…直さなくて済む方法! - 2018年3月22日