こんにちは!最近イタリアの食卓というYOUTUBEにはまって毎日見ているゲルポリ子@TAKIです。奥様がお料理をして家族がそれを食べるという動画ですが、イタリアの文化のことも教えてくれるので興味深いです。例えば、イタリアでは日本と比べてお洋服がお値打ち価格で手に入るそうで、1着5ユーロくらいの感覚で充分おしゃれを楽しめるそうです。さすがファッション都市ですね!
今回はアパレル会社様のブランドカタログ作成をデザインのお打ち合せから印刷まで担当させていただいた事例をご紹介します。
目次
- どんな仕上がりにしたいか、他社事例を参考にイメージ作り
- アナログが早かった!掲載する写真のピックアップ〜原稿作成
- 大幅変更もなく校正は3回で終了!完成品もうまくいきました!
- まとめ
どんな仕上がりにしたいか、他社事例を参考にイメージ作り
今回のブランドはヨーロッパのアパレルブランドLara Krude(ララクルード)様です。
【Lara Krude】
ドイツ出身でミラノで経験を積んだデザイナーによるスローファッションをテーマにしたレディースブランド。カッティングから縫製までヨーロッパの工場でハンドメイドで行われ、素材は地球環境に配慮したオーガニックを使用。イージーエレガンスでフェミニンな女性を表現したデザインとなっている。
スローファッションはファストファッションの逆の意味ですが、品質もさることながらゆったりとしたデザインで年齢問わず、ずっとおしゃれに着られそうなお洋服だと思いました!
新たにこのブランドを卸売されるにあたり、9月開催の展示会にて、取引先様への説明用兼、そのままお店に置いておけるカタログパンフを作成したいということでした。
初めてこのブランドのカタログをつくるとのことでゼロからスタートする形です。
まず、他社様の事例を参考資料として用意しました。
写真や文字の大きさのイメージを担当者様と共有しながら、春夏のコレクションの点数が20点以下くらいとのことなので、冊子であればA4サイズ8ページくらいのボリュームです。
検討の結果、展示会でパッと全部が見やすいのではないかということで、新聞のように大きな1枚の紙をたたんでA4サイズになるようにする形になりました。
その他内容をコンセプトシートにまとめていざデザインの打ち合せへ!
アナログが早かった!掲載する写真のピックアップ〜原稿作成
作るものとご予算が決まり、さらに本国から写真が届きましたので原稿の作成に取り掛かりました。
ちなみに写真の入手から納品までの日程がこちらです↓
写真送付 | 打ち合せ | 原稿確定 | 校正1回 | 校正2回 | 入稿 | 納品 |
8/9 | 8/9 | 8/10 | 8/12 | 8/12 | 8/12 | 8/17 |
8月11日が祝日なこともあり、少々余裕がないようです。
どうしたら早くご要望をかなえられるかを考えました。
「そうだ!打ち合せのときに手書きで原稿を作ってFIXしよう!」
とういうことで用意したものはコチラです↓
・仕上がり原寸の白紙。今回はA2サイズです。
・本国からの写真をカード大にカットしたもの。
・糊、テープ
今回は事前にお客様に掲載する写真がどれか決めてもらいました。
写真に商品名が書いていなかったので、書き込んで白い紙に貼ります。
最初は商品名順にしていたのですが、やってみてやっぱり、ジャンル別がいいなとなり、並べ替えました。
ブランド説明などテキストの内容と位置も確認して2時間ほどでFIXできました。
アナログなやり方ですが、原寸で手書き原稿を作るとこんなメリットがあります。
・関係者全員が仕上がりのイメージをしやすい
・商品をカードにしたので、余りがあればすぐわかる(掲載漏れがない)
・並べ替えや追加の書き込みをしやすい
・画面とは違い仕上がり原寸なので文字の大きさのイメージがしやすい
MADOCAのスタッフには昭和のやり方みたいとツッコまれましたが、デジタルでやっていると位置の微細なズレなど見た目の細かい部分に目がいってしまい内容が決まらない…ということになりますので、今回は無駄なくFIXができて良かったのではないかと思いました!
大幅変更もなく校正は3回で終了!完成品もうまくいきました!
今回のデザイン担当者は当社の制作リーダー・ケンボーです。
手書きの原稿から翌日の午前中にカタログのデザインをこんな感じで作ってくれました!
ほぼイメージ通りだったようですが、カテゴリ名をいれたり連絡先情報の更新をしたり修正をし1日で校正は終了しました!
その後、印刷会社に入稿し中2日で完成しました!
実はカタログとともにカタログに挟む挨拶文のデザインもしました。
当初はカタログの仕上がりサイズのA4でしたが、ご要望で挨拶文をひとまわり小さいB5に変えました。
カタログに挟んだ時にはみ出ることがなくてちょうど良かったです。印刷の仕上がりもきれいでした!
まとめ
通常の流れに比べて今回は短縮したスケジュールでしたが、関係者全員の協力によって短納期でクオリティが高いカタログを作ることができました。
もし、カタログのデザイン制作をデザイナーに頼みたいけど初めてでどうしたらよいかわからない…という方がいましたら、ご要望にそったご提案をしますのでご連絡ください!
ゲルポリ子@TAKI
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