この冬はインフルエンザが猛威をふるっていますが
はじめて予防でイナビルを飲んでこどものインフルがうつらなかった
グラフィック/経理事務全般半々のコイケです。
あなたはQ数とポイントどちらで文字を組んでいますか?
という質問をされたらいまはほとんどの方がポイントと答えるでしょうね。
私はグラフィックデザインの仕事についてもうすでにうん十年になるので
写植版下時代から知っているせいか、ついついQ数を使ってしまいます。
ほぼポイントは使用しません…。
当社も仕事によって級数とポイント両方使用していますが
当社のデザイナーもおそらくポイントをメインに使用している者のほうが多いと思います。
もしかしてQ数を使っているのは私だけだったりするのかも…?
最初にQ数とポイントについて少し説明します。
Q(級)とpt(ポイント/ポ)とは?
Q(級)とは
日本独自の写植で使用された単位で、フォントのサイズの単位。
1Q= 0.25mm(1/4mm)
日本はメートル法をとっているので、それに則した単位。
単位の由来はquarterの頭文字。つまり1/4。
読み方は「キュー」で、「級」という漢字は、実は単なる当て字のようです。
これはおまけです。
H(歯)とは
基本的にQ(級)と同じ。
1H=0.25mm(1/4mm)
Qが文字(フォント)のサイズに使われるのに対して、Hは行や字送りに使われます。
こちらも日本独自のもの。
Hの読み方は「は」で、「歯」は写植時代の文字送りのための送り歯の歯からきているそうです。
pt(ポイント/ポ)とは
フォントのサイズ、行間行送りだけではなく、広く使われている長さの単位。
現在のDTPのソフトウェア(アプリ)の世界では、1pt = 1/72inchが一般的。
1pt = 1/72inch
1inch = 25.4mm
1pt = 25.4 / 72 mm = 0.3527777…. mm ≒ 0.352mm
Q(級)とpt(ポイント/ポ)のメリット
次にそれぞれのメリットを明確にしてみたいと思います。
・Q(級)
正確なミリ換算がしやすい。とにかく計算がキッチリできます。
・pt(ポイント/ポ)
1Qよりジャンプ率が高いいため、スケールがわかりやすい。
これは下の表をみればわかると思います。
私たちがデザインする時に使用しているソフト(Illustrator/InDesign)はAdobeがほとんどです。
Adobeはアメリカの会社ですので、インチやポイントを基準にしてソフトを開発しています。
Illustratorは、イラストを描くことを主にしたソフトです。
Q数や歯を使うこともできますが、特に文字組みに関して日本語組版に特化した機能がないため
ポイントの方が扱いやすい印象を受けます。
InDesignの場合、文字詰めに関しても「ベタ」や「何分」のような写植時代の基準を積極的に取り入れています。
なのでかなり奥が深いです。
知らない機能もまだまだ満載ですがQ数は使いやすいと思います。
まとめ
個人的な意見ではありますが、文字量を数え、微調整する組版においてはQ(級)。
定型がなく、大きい、小さいなど目測が優先されるデザイン(広告)などではpt(ポイント/ポ)。
内容によって単位のメリットをいかせるかもしれません。
とは言っても、日本人が日本語の組版設計をする場合は、級数の方が圧倒的に計算しやすいので使い勝手はよいかなと感じてます。
なので、私はQ(級)を使用できる限り、使用できる環境さえあればずっと使っていきたいと思います。


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