役立つアイツにおまかせ!パッケージのサンプルをキレイに作る方法(プロッター第2弾)

アマビエちゃん

まどかのグラフィックデザイン

こんにちは。ハッピーマウンテンです。
2019年、始まりました。平成最後の年、今年も気合を入れてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回はプロッター第2弾です。

目次

  • プロッターについておさらい
  • 問題です!プロッターが切る以外にできる事とは?
  • プロッターでつくるCDケースのつくり方
  • まとめ

 

プロッターについておさらい

プロッターについてのサラッとおさらいしましょう。

・データで作った線の上をデータ通りに切ってくれる機械
・機械についた刃が動いて一枚一枚カットするので少数の制作向き

詳しく知りたい方は前回の1枚からオッケー!小ロットで丸型ポップをつくる方法
をご覧になってくださいね。

 

問題です!プロッターが切る以外にできる事とは?

さて、前回切るだけが仕事ではないと最後にお伝えしました。

ここで問題です!
プロッターでできる事はどちらでしょうか?

A.折り目をつけられる

B.卓球

 

予想できましたか?正解はプロッターでCDケースを作る過程で出てきますので下の「プロッターでつくるCDケースのつくり方」をご覧ください。

 

プロッターでつくるCDケースのつくり方

 

下の画像のような紙素材のCDケースをつくります。

CDケース

 

前回は左に見える白い筒の先についている刃を使って丸型に切りました。
今回は右の黒い筒の方に注目です。

プロッターのアップ

 

では機械を動かしてみます。

プロッターで切っている場面
おっ、動いているけれど、切れてはいない??
これは一体?!

 

切った後のCDケース
周りの型は刃のついた白い筒の方で切り取られました。

 

下の画像がプロッターでつくったCDケースのパーツです。
赤線の部分を折って封筒のような袋をつくります。
CDケースのパーツ_加工入り

 

左側にみえる、薄黄色の2枚は接着に使う両面テープです。
青の射線が入った部分に貼って使うのですが形がちゃんと貼る部分と合っていますよね?
実はこれもプロッターを使って切っています。
CDケースのり部分

細かい部分の大きさ、形が自分の思うままにできる!これまたプロッターの魅力です。

 

さて、いよいよ問題の答えの発表です!

 

下の画像は先ほどの「動いているけれど、切れてはいない動き」をしていた部分のアップです。
さわってみると…デコボコしています。
CDケース折り部分のアップ_折る前

 

折って組み立ててみましょう。
CDケース折り部分のアップ_折った後

 

 

!?
折りやすい!

と、いうことで正解は「A.折り目をつけられる」でした。
これで折りがある物も正確な位置で、キレイ作れちゃいます。

「B.卓球」を選んだ方、惜しいです。
プロッターの機械は見た目が卓球台に似ていますが台の表面はカッターマットのような素材なのでボールがはねにくそうです…。
(プロッターの機種によって、見た目、素材は異なりますが今回使用したプロッターは卓球台似です。)

 

まとめ

プロッターは切るだけでなく、折り目もつけられます。

データ通り動くプロッターなので正確な位置に折り目をつけてくれ、キレイに組み立てられるという訳です。

そう、プロッターは丸などの変形ポップをサンプルとして少数つくるだけでなくパッケージや二つ折りのカードなど立体物のサンプル作りにもお役立ちなんです。

 

いかがでしたか?
ポップ作りにもパッケージ作りにも役立つプロッター、2019年も注目です!

 

 

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