こんにちは。
子供の頃に母とよく行っていた千葉県松戸市の伊勢丹が2018年3月で閉店しました。
ギフトなど、何かあれば松戸の伊勢丹…と頼りにしていた存在でしたのでとても寂しいです。
また戻ってきてくれたらいいなと思っています。
伊勢丹ではないのですが、デパートに出店しているお菓子屋さんのお話です。
季節にあった味・新商品を提供するこのお店では、フレーバーのイメージを店頭ディスプレイで訴求しています。
その一環としてショーケースにウィンドウシールを貼ってビジュアルを表現しているのですが、
そのウィンドウシールにはゲルポリシートを使っています。
ある日のこと、設置して1週間でこんな連絡がありました。
「ショーケースのシールが剥(は)がれた…」
このウィンドウシールは2ヶ月で交換で、ゲルポリシートを使用しています。
ゲルポリシートは耐候期間は6ヶ月と短いですが、綺麗に貼れて綺麗に剥がせる特徴を持っているので理想的で使用することにはなんの問題もないはずでした。
それなのに、どうしてゲルポリシートが剥がれてしまったのでしょうか?
具体的に考えてみました。
>>簡単綺麗!はってはがせるゲルポリシートでウィンドウ装飾
目次
- ショーケースだから起こる理由
- 丸みをつけて、角をなくそう!
- シールの面積を大きくして粘着面を増やそう!
- まとめ
ショーケースだから起こる理由
まず、お菓子屋さんのお店の状況を考えてみます。
お店はデパートの屋内にあります。人気のお菓子なので毎日行列ができています。
お客さんは、ショーケースの商品を見ながら自分の順番を待っています。
ゲルポリシートで作った装飾シールはショーケースの表面に貼ってあり、季節の商品を引き立て、お客さんが商品を選ぶのに役立っています。
しかし、どうしても長い列ができており、お客さんの中には待ちくたびれて、ショーケースによりかかる方、手荷物をショーケース前の出っ張りに置いていまったりすることもあるようです。
ゲルポリシートはショーケースの表面に貼ってあるので無意識にお客さんが触れてしまう状況です。
だから、剥がれる可能性が大きくなってしまうようです。
このようなシチュエーションではどんな作りにしたらいいでしょうか。
丸みをつけて、角をなくそう!
シールの剥がれやすい、剥がれにくいはゲルポリシートに限った話ではありません。
例えば宛名シールには角が丸いものと直角なものがあります。
丸い場合は、角がないですから、外周のどこかに力がかかることがありません。平等に力がかかります。
反対に、四角い場合は角に力が集中してしまうので、何かが接触した時に剥がれやすくなってしまうのです。
ゲルポリシートも同様で角を丸くしておく事で、触ってしまった時に剥がれにくくする事ができます。
アクリルにゲルポリシートを貼り角と角丸それぞれのコーナーを木の棒でこそいでみました。
角の方は簡単に剥がれてしまいますが、角丸の方は全くとれません。
人が触る可能性が高い場所は、角丸にしておくと良さそうです。
シールの面積を大きくして粘着面を増やそう!
次に、どんな装飾をしたかですが、冬の時期だったので、雪の結晶の装飾でした。
1枚1枚バラバラの雪の結晶を見栄え良くランダムにショーケースに貼りました。
雪の結晶の形にできるだけそわせてカットしたので、先の方が細くなっています。
角ではありませんが、これだと粘着面の面積が少なく剥がれやすくなります。
しかし、ランダムに貼りたい時は
丸やできるだけゆるくカットして粘着面の面積を増やすと剥がれにくくなります。
そして実は、丸の方が透明部分のキワが目立ちにくいというメリットがあります。
ショーケースのディスプレイにあわせなくても良い場合は、
ショーケース全面に一枚のゲルポリシートを貼るのがいちばん剥がれません。
ショーケースに貼った装飾シールが剥がれてしまうというお悩みの方は是非試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はショーケースに貼ったゲルポリシートを剥がれにくくする方法をご紹介しました。
このような改善をしてお菓子屋さんでは今でも簡単で綺麗に貼れて剥がせるゲルポリシートを安心して使っていただいています。
ショーケースに貼った装飾シールが剥がれてしまうお悩みの方は是非当社にご相談ください!
ゲルポリ子@TAKI
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