7月ももうすぐ終わりですが子どもたちは夏休み真っ盛り!毎日暑くてお弁当作りに苦戦しているグラフィック/経理事務全般半々のコイケです。
とはいえ、この暑い中でも街は歩きます。
そうするとついつい気になってしまう文字、色、ロゴなど…これも職業病だと思いますが当社でやっている校正について今回はふれたいと思います。
目次
- 校正とは?
- まどかでやっているチラシ・冊子の印刷物の校正って?
- まとめ
校正とは?
印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正すること。
とWikipediaに書いてありました。
確かにその通りだと思います。
校正は、元となる原稿と、印刷直前の校正刷りを合わせて、1字1句確認していく作業です。
たまに元となる原稿が間違っている場合もありますから、そういう場合は辞書などを引き、正確な表現になるように直していきます。
また、表記統一(「ください」と「下さい」どちらかで統一など)、文字の大きさ・書体・行間のチェック等も校正の作業に含まれます。
まどかでやっているチラシ・冊子の印刷物の校正って?
1.プリントアウトして文字の大きさや色のチェックをする
画面と紙の印刷とは違いますので必ず原寸でプリントアウトして文字の大きさや色のチェックをします。
というのも、画面で作業しているのは原寸表示で必ずやっているわけではありません。
なのでプリントしてみると「あれ?こんなに文字大きかった?」「色が思ってたのと全然違う…」なんてことはよくある話です。
また、お客さまとのやりとりも最近はプリントや色校正など1回も出さずに、PDFだけのやりとりで終わってしまったなんてことも多々ありますので入稿前までに必ず1回は原寸でプリントしてチェックしています。
2 文字を読まない
どうしても思い込みというものがみんなあります。
なので、無にして客観的に全て目を通していきます。
また、よく言われるのが「文字を読んではいけない」「文字を見る」ということです。
そうすると、意外にも意外…色々と気づいたりしてミスを発見できたりします。
3 お客さまに合わせた校正をする
ただ文字を校正するだけではなく、お客さま(会社)のルールやロゴ、コーポレートカラーなども必ずありますので、そこをくみ取りながら広い範囲で確認します。
なので、赤字以外の部分もお客さまのホームページや資料をみながら、もしくは前の印刷物と照らし合わせながら校正していきます。
4 全体をみる
冊子ですと統一感がとれているかページ全体を目を通していきます。
ノンブルの位置、ツメの色・幅・位置、タイトル(見出し・小見出し)の大きさ、ドブやノドの取り方を1.のプリントをして全て製本して確認すると、1ページだけ位置が違う、文字の大きさが違うなんてこともたまにあります。
もちろん、あってはいけないのですが、でもプリントしないとこれは気づきませんので必ず全体をチェックしていきます。
また、チラシの表裏などは製本して表と裏を貼り合わせてみると「思ってたものと違う」とか「ここの文字が切れそう」とか「マージンの表裏が違う」なんてこともありますので必ずチェックしています。
5 第三者の目を借りる
どうしても一人でみていると人間ですから見落としてしまいますので、他の人の力を借りてみてもらいます。
できれば本人以外にあと2人にみてもらうと、結構気づかなかった赤字がみつかるので第三者の方にも校正してもらっています。
まとめ
校正とは、ただ文字を校正するだけではなく、色や体裁やお客さまのルールなど必ずチェックします。
また、集中力と客観性が必要な作業で、自分の目を過信せず心を落ち着かせてていねいに行うことが重要です。
やり過ぎかなと思うくらい確認してチェックして校正することが大切です。
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