こんにちは、まどかの制作担当 ケンボーです!
先日、近所のラーメン屋さんに行って、いつもの定番にしよーと思いつつも、期間限定ラーメンの告知が。。。
しばらく迷いましたが、ビジュアルとコピーにそそられ注文!
今までの経験上、だいたいこの手の限定ものに手を出すと「あー、やっちまった!やっぱりいつものにしとけば…」となるのですが、今回は珍しく冒険成功!なかなかの満足度でした!
ところで、今回は大判データならではの出力後に「ヤッバ〜!やっちまった!」という失敗談。
大きな出力ですので、ラーメンの注文ミスとは比べものにならないくらいでかいダメージをくらいます。
初歩的なミスですが、やってしまいがちな3選をお届けします。
目次
- あっ!ズレてる…
- あっ!白はみ出てる…
- あっ!隙間が目立つ…
- まとめ
あっ!ズレてる…
大判データの作成ではイラストレーターをよく使いますが、サイズが大きくなると細かい部分を見落としがちです。
全体的にレイアウトしていく時などは比較的画面引き気味で作業しますが、ここでよくやらかすのがスナップを信じきるです。
スナップとはオブジェクトの角やラインを楽にあわせるためにピタッと吸着する機能です。
これ自体はとても使いやすく作業効率にも役立ってるとは思いますが、大きなデータとなるとくっつけたつもりでも実は「ズレてた!」というケースが多々あります。
デザインを確認する際には通常のカラープリンターで確認します。ところが縮小されたものでチェックとなり、少しのズレは確認できません。
そして大判出力を確認した時に、「ヤッバ〜!ズレてる〜!」となってしまうのです…。
このようにキッチリあわせたいところは、作成の段階で「しっかり拡大表示」であわしたり、数値でちゃんと移動させる事を心掛けないといけませんね。
あっ!白はみ出てる…
次は白(ホワイト)を使用するケースです。
主に当社で多く扱っているのが透明シートです。ビジュアルをしっかり見せたいときなど、白を印字した上にカラーを印字します。
その際のデータはカラーと白のオブジェクトがピッタリ重なった状態になっています。
これでよし!と実際現場で確認すると…
「ヤッバ〜!白はみ出てる〜!」
そうなんです。全く同じ大きさだと白がはみ出てしまうのです。
なので、白版を少〜しだけ内側にしてあげます。
当社では基本「0.05mm内側」としてますが、これはそのオブジェクトの大きさによって調整は必要です。
出力物が大きい場合はズレ幅も大きくなるのでもう少し内側にしたり、小さい部分は細らせ過ぎて白が出なくなってしまうこともあるので、そこは臨機応変に。
あっ!隙間が目立つ…
続いては分割にかかわる内容です。
大判出力で大きな箇所に貼る場合は、何枚かに分割して出力したものを貼りあわせ1枚の絵にします。
その際に分割ラインを決めていくわけですが、ここでポイントがあります。
以前下のようなビジュアルを作成しました。
デザイン幅が2000mm。印字できるシートの最大幅が1200mmなので、2分割だなと。
分割する際に、何も気にせず「これは真ん中でしょ!」と縦ど真ん中で分割しました。
もちろんサイズ的には問題ないですし、何となくちょうど半分とか3等分とか、「等分」の方がいい気がしませんか。
で、実際に貼ってみたところ、「ヤッバ〜!隙間目立つ〜!」となってしまいました…。
透明シートの特長でもあるのですが、重ね貼りができないため、少しだけ隙間を作って貼っていきます。
ではどうすれば目立たなかったのか!?
このようなビジュアルの場合はど真ん中でなく「縦ラインの端」で分割すると、この隙間が目立たないのです!
まとめ
大きなサイズの出力は時間もコストもかかるので、再出力は絶対に避けたいところです。
毎回原寸で校正を出力するわけにはいきませんので、データ作成中に完成イメージを思い描きつつ今までの経験値をいかして見落しがないよう作業する必要がありますね。
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